仲井れい子後援会事務局
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子供達と「御成敗式目」

子供達と「御成敗式目」

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今日は、今年初の学童保育の支援員に入る日です。久しぶりに子供達に会うのが楽しみです🥰 子供達を見ていると…

子供達を見ていると、社会的に未熟で本能で行動する面もあり、時に特定の子の「悪口」をいうことで仲間づくりをすることがあります。 たいてい悪口を言うのは、元々強い立場にいる子供で、周りの子供は幼いので簡単に信じたり、従わなかったら自分が悪口を言われるので仕方なくついて行ったりしますが、もっと強い子が正義感を発揮すると、今度はそちらについていきます。

こんなことを経験しながら、人間関係を学び、社会性を育んでいくのでしょうね。共通の敵を作ることは組織強化に使われる常套手段だけれど人をいじめることで繋がった関係は脆い面もあります。

今の子供たちは道徳の時間に言葉や態度の暴力についてしっかりと学んでいますが、かえって大人の方が学んでいないのかもしれません。悪口禁止令ができればいいなとずっと考えていましたが、偶然、悪口を禁止している法律を見つけました。

それは、「御成敗式目」です。

鎌倉時代、源氏の政権が武士同士の争いで3代で途絶えた後、その執権3代目の北条泰時が、独裁政治ではうまくいったためしがないと評定衆による議会政治をはじめ、武士や庶民にもわかりやすい法律を作ったものです。

御成敗式目は、良いことは良い、悪いことは悪いという当たり前のことが書かれているのですが、これまでは暴力や年貢の搾取など力の強いものが得をする社会であったようです。

御成敗式目第12条に「争いの元である悪口を禁止する」とあり、重大な悪口は流罪、軽い場合でも牢屋に入れるとあります。

源平合戦、承久の乱と争いが続いてきたのち、平和な争いのない世の中を確立するために作られた法律に「悪口の禁止」が書かれていたことに感激しました‼️☺️

悪口言われたって気にしなければいい、ほっとけばいいと言われがちです。なんで言われた方が負荷を背負わねばならないのか。

昨年、イジメで保健室登校となった子供の言葉、なんでいじめた方は教室でみんなと遊んでるのに、自分は一人で保健室登校しなければならないのか、保健室登校するべきなのはいじめた側じゃないのか、というTwitterが話題になったそうです。

ほんまそれ!と思いました。

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