先日、舞鶴国際交流協会のイベントで、福知山公立大学の渋谷節子教授による「多文化共生講演会」がありました。
お互いの文化を認め合い、守ること、他者理解の大切さ、異文化の人とともに社会を作っていくことの課題について貴重なお話をお伺いしました😊
渋谷節子教授は皇后雅子様の妹君で、東大、ハーバード大学院を卒業された文化人類学者です。
講演後、各十人ほどのグループで意見交換を行いました。私のグループには、お父さんがアメリカ人という少年がいて、見た目のことで幼い頃いじめに遭い、転校もされたそうです。
一緒にこられたおばあちゃんは、「かわいそうで、かわいそうで」とおっしゃってましたが、本人に話を伺うと、「自分はそうは思っていない、あの時の自分があるから今の自分がある。」と、キッパリとおっしゃいました。
日本社会について思うことはない?もっとこうしていくべきだとか、と伺うと、「なにもしなくていい。今では、差別をするほうが間違っていると社会の認識が変わってきている。差別をすることが古い考えになっている。」とおっしゃいました。
潔い語り口に大きな希望を感じました。確かに差別に関しては考えが古いという認識になってきているように感じます。
今後は、「いじめ」に関しても、いじめるほうがカッコ悪い、時代遅れという考えに社会全体がなりますように💕
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